ニュース一覧

点鼻インフルワクチンにつきまして

● 鼻の中へ噴霧するタイプのインフルエンザ生ワクチンです

鼻の中へ噴霧するワクチンのため、痛みはありません。

注射型ワクチンは、体内抗体(IgG抗体)のみができますが、点鼻型はそれに加えて、鼻粘膜に感染防止の抗体(IgA抗体)もできるワクチンで、感染予防効果が期待できます。

 

 

 対象年齢 

2~18 歳

 

 

● 接種ができない方

・  対象年齢以外の方(2歳未満の方や19歳以上の方)

・  37.5℃以上の発熱がある方

・  免疫不全の方、または免疫不全の方と接触する機会がある方

 

 

● 接種に注意が必要な方

・ 喘息のある方

・ 重篤な急性疾患、慢性疾患のある方

・ 副腎皮質ホルモン剤(経口剤、注射剤)を使用している方

・ 免疫抑制剤(経口剤、注射剤)を使用している方

・ アスピリンを内服している方

・ 重度の卵アレルギーがある方

・ ゼラチンアレルギーがある方

・ 鼻づまりが強い方

 

 

● 注意事項

・ 生ワクチンのため、弱毒化したインフルエンザウイルスに罹患するようなイメージになります。そのため接種後に、鼻水、鼻づまり、せき、のどの痛み、頭痛などの副反応が現れることがあります。

 

・ まれに、ショックやアナフィラキシーなどの重大な副反応が現れることもあります。これは、注射型のインフルワクチンも同様です。

 

・ 接種時に号泣するお子さまの場合、多量の鼻水でワクチンがうまく鼻腔に入らず、効果が弱ってしまう可能性があります。より効果を発揮させるため、直前にティッシュで鼻かみをお勧めします。

 

・ 他のワクチンとの接種後の入浴や軽いジョギングなど通常の生活は可能ですが、接種後すぐの過度な運動、スイミングは控えて下さい。

 

・ 接種後 1~2 週間は、重度の免疫不全者との密接な接触は避けて下さい。

 

2025年09月11日